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総本山身延山での結界35日間の修行(信行道場)無事成満致しました。

合掌礼

皆様、ご無沙汰しております。当山主任の松本隆誠でございます。

私事でございますが、8月5日より日蓮宗総本山身延山で行われておりました結界35日間の修行を、無事に成満致しましたことを、ここに報告させていただきます。

今年の夏は例年にないほどの猛暑でありました。また数多くの自然災害が訪れる中、無事に成満できたことは、周りの応援してくださった方々のお陰があってこそだと思っております。

修行は自分でも想像していた以上の過酷なものであり、何度も何度もくじけそうなことがありました。その度に、私が身延山で修行をさせていただく意味を考え、感じ、立ち直ることができました。

それは決して「自分のためだけに修行をしているのではない」というものです。私たち僧侶は一見、自分のためだけに修行をしているように思われます。実際私も修行に行く前には同じことを思っておりました。ですが、自分が懸命に修行した、その大きな功徳が檀信徒の皆様へと流れていくのだということを私たちは決して忘れてはいけない訳でございます。

無事に成満し、支えられていることを知り、修行というものは自分のためではなく、支えていただいている人のためのものなのだなと。だからこそ自分は頑張れたのだなと強く感じました。

『俺が俺がの我を捨てて、おかげおかげの下で生きよ。』

という言葉がございますが、この言葉の重みを身に持って感じることのできた35日間でございました。

これから私は妙福寺をもっともっと地域の誇りになるお寺になるよう努めて参ります。

お題目の素晴らしさを伝え、皆様がワクワクして訪れるようなお寺にします!

簡単ではございますが、感謝の意を込めまして、成満のご報告とさせていただきます。

三拝

追記...9月23日午後2時より、当山にて秋季彼岸法要が終了次第、修行経験をもとに御法話をさせていただきますので、是非ご聴聞くださいませ。

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